住宅づくりの理念
住まいの快適環境と健康を考える住宅づくり (高気密・高断熱・省エネ・高品質住宅造りの追求)
高性能住宅の"さきがけ"
最近、住宅業界の広告等で『高気密・高断熱』という言葉をよく目にするかと思いますが、本当の意味での『高気密・高断熱』とは、どのような建物なのかご存知でしょうか?
当社では、『気密・断熱』という言葉がまだ聞き慣れない時代の昭和57年より室蘭工業大学の建築研究者の権威・鎌田助教授(当時)と実験住宅を手がけ取り組んできました。実験住宅の取り組みでは、様々なデーターを基に実験改良を繰り返し、その結果は各方面の建築学会にも発表され、今日の『高気密・高断熱・計画換気』という高性能住宅のスタイルが確立されました。当時の住宅業界では『気密・断熱』に真剣な取り組みを行う業者はごく少なく、ハウスメーカーや建築工務店などが目を向けはじめたのはここ数年のことです。
平成6年には、『高気密・高断熱・計画換気』住宅をより強固にするために、外断熱工法(アキレスウレタンボード使用)を採用しました。外断熱工法により木造建築では柱の熱橋を防ぐことができ、鉄骨建築では鉄骨材の高い熱伝導率が悪影響を及ぼす室内の結露問題もクリアされました。平成7年には壁内結露の心配のない高性能鉄骨住宅を完成させることができました。
また、外断熱工法の採用により中古住宅の断熱改修が可能になり、20〜30年前の住宅が新築並の断熱性能を手に入れることができるようになりました。
今日、地球環境問題が叫ばれています。北欧では150〜200年前の建築物が国の財産となっています。資源のないこの日本はどうでしょうか?今までの住宅は20〜30年程度で解体されてきました。"つくっては30年程度で壊す住宅"から、二酸化炭素排出削減や資源保護を考えた"いいものをつくって、きちんと手入れをして、長く大切に使う住宅"がクローズアップされています。本物の『高気密・高断熱・計画換気』を実践した高性能住宅は50〜100年の長寿命化が可能になり、二酸化炭素排出削減や資源保護を含めた地球環境に貢献できると信じております。
どうぞ、本物の『高気密・高断熱・計画換気』を実践した高性能住宅で健康な暮らしを体験してください。
こ だ わ り 【断熱・気密基準は次世代省エネ基準をクリアいたします】
1.熱損失係数(Q値)を1.6w/uk以下にします。
(断熱性能を表す指標です。数値が少ない方が断熱性能が優れていて省エネ効果があります。床・壁・天井・窓などの外気に面しているところでは、常に熱の移動がおきています。また、換気・隙間風による熱の逃げもあります。それらの全ての熱の逃げを合計したものが「総熱損失量」(室内外1℃差の時に建物全体から逃げる熱量)です。総熱損失量を延床面積で割った数値が「熱損失係数」Q値です。布団は、肌布団より厚手の綿布団、綿布団より羽布団の方が暖かいですよね。住宅の断熱も断熱材の種類や窓の性能や施工により変わります。)
2.相当隙間面積(C値)を0.5 cm2/u以下にします。(基準は2.0 cm2/u)
(気密性能を表す指標です。数値が少ない方が気密性能が優れていて省エネ効果があります。建物全体の隙間面積を延床面積で割った数値(1u当たりの隙間面積)で、建物のトータルな気密性能をあらわします。隙間が少ないほど効果的な冷暖房が行なえます。暖かい布団を掛けていても隙間があると寒いですよね。)
3.計画換気にて、1時間当たり0.5回の換気回数を実行します(24時間セントラル換気方式)
■過去3年の建築実績データー(全戸オール電化住宅)
建築場所 | 暖 房 方 式 | Q値(w/uk) | C値(cm2/u) | 換気方式(回/h) |
登別市Q様邸 | 暖給一体式温水パネル+蓄暖 | 1.43 | 0.29 | 第3種 0.5 |
登別市W様邸 | 電気温水パネルヒータ | 1.46 | 0.26 | 第3種 0.5 |
登別市E様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.52 | 0.28 | 第3種 0.5 |
登別市R様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.52 | 0.28 | 第3種 0.5 |
室蘭市T様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.46 | 0.31 | 第3種 0.5 |
登別市Y様邸 | 土壌蓄熱式床下暖房 | 1.46 | 0.28 | 第3種 0.5 |
登別市U様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.53 | 0.41 | 第3種 0.5 |
登別市I様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.60 | 0.38 | 第3種 0.5 |
登別市O様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.50 | 0.36 | 第3種 0.5 |
室蘭市P様邸 | 蓄熱暖房機 | 1.54 | 0.33 | 第3種 0.5 |
登別市A様邸 | 電気温水パネルヒータ | 1.71 | 0.41 | 第3種 0.5 |
登別市S様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.42 | 0.39 | 第3種 0.5 |
登別市D様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.35 | 0.22 | 第3種 0.5 |
登別市F様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.29 | 0.38 | 第3種 0.5 |
登別市G様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.37 | 0.23 | 第3種 0.5 |
登別市H様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.39 | 0.24 | 第3種 0.5 |
登別市J様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.52 | 0.30 | 第3種 0.5 |
登別市K様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.46 | 0.41 | 第3種 0.5 |
室蘭市L様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.59 | 0.24 | 第3種 0.5 |
室蘭市Z様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.37 | 0.42 | 第3種 0.5 |
登別市X様邸 | 暖給一体式温水パネルヒータ | 1.59 | 0.38 | 第3種 0.5 |
室蘭市C様邸 | 電気温水パネルヒータ+蓄暖 | 1.39 | 0.21 | 第3種 0.5 |
登別市V様邸 | 暖給一体式温水パネルヒー | 1.48 | 0.23 | 第3種 0.5 |
登別市B様邸 | 暖給一体式温水パネルヒー | 1.48 | 0.24 | 第3種 0.5 |
家づくりで一番大切なことって?
"家づくりで一番大切なこと"って何だろう?
大切なのは生き生きと暮らすこと!性能の良い家で健やかに暮らすこと!
私たちは、次の事柄を実践して生き生きと暮らせる家づくりをめざしています
1.耐震性・耐火性・遮音性に優れていること
2.冬暖かくて夏涼しいこと(高断熱・高気密)
3.シックハウスやカビ・結露のない健康的な空間を提供すること (24時間計画換気システム)
私たちは「家をつくるプロ」の集団です。
☆いい家を建てるのは得意ですが、売り込みは下手です。
☆強引な営業は一切いたしません。
☆自由設計・完全注文住宅で価格を明解にします。
☆現場の全てを公開します。
断熱・気密工事をどのように施工しているのか、気になりませんか?
完成済みのモデルハウスばかり見学していませんか?
"暖かい家"の秘密は施工中の現場にあります。
"暖かく、湿気のない"性能は現場の施工力が重要です。
☆約束を破りません。
☆完全10年瑕疵保険に加入しています。
生き生きと、健やかに、いつまでも和やかに暮らせる家を手に入れるためには、
施主様の目線の高さに合わせた業者と出会うことが、大切なことです。
"いい家づくり"のお手伝いを少しでもさせていただければと、
一生懸命努力いたしますので、これからも末永いおつき合いのほど、
よろしくお願い申し上げます。
当社が取り入れている「ソトダン21の家」による高気密・高断熱工法
「ソトダン21の家」とは冬の厳しい寒さからも、夏の耐え難い暑さからも、あなたを快適に包み込む外断熱工法です。
従来の工法では基礎・柱・梁の内側に取り付けていた断熱材を、基礎・柱・梁の外側に取り付け、住まいを断熱材ですっぽりと包み、室内に計画換気を施しているからです。
「ソトダン21の家」5つのメリット
【1、耐久性】
断熱材と気密材で住まい全体をすっぽり包むことにより、従来雨・雪・風などの影響を受けやすかった基礎・柱・梁などを外側から守り、住まいの耐久性を大幅にアップします
【2、高気密・高断熱】
断熱材の中でも断熱性能に優れた硬質ウレタンボードを使用、さらに気密材を加えることにより、高レベルの断熱性・気密性を実現しています。
【3、健康的住空間】
断熱性・気密性が高い空間だからこそ、計画換気システムで常に新鮮な空気が室内を循環。結露・カビ・ダニなどの発生を防ぎ、健康的な空間を実現します。
【4、省エネ効果】
断熱材と気密材で住まい全体をすっぽり包むことにより、部屋と部屋、天井部と床部の温度差を最低限に抑えるので、大きな省エネ効果が期待でき、経済的です。
【5、空間有効利用】
断熱材と気密材を基礎・柱・梁の外側に配するので、天井裏や床下空間、壁空間を室内収納などに広く有効利用することができます。
「ソトダン21の家」の気密測定と性能そして建物と住む人の健康について
●一棟一棟 気密と換気量の測定
住まいの性能は、測定してはじめて確かめられるものです。S21の会員である当社が建てる建物は、完成した後に一棟一棟気密測定器を持ち込み、機密性能を測定してからお客様にお引渡しします(有償になります)
●相当隙間面積 0.5cu/u以下
住まいの気密性能を示す言葉に、「相当隙間面積」があります。この数値が小さければ小さなほど、性能が高いことを表しますが、S21工法で建てる建物は、相当隙間面積0.5cu/u以下を追求します。
●温度差は わずか1℃〜2℃
高気密で高断熱の住まいは、冬に暖房を入れても室内の床と天井の温度差はほとんどありません。S21工法で建てる建物は、居住ゾーンの室内の床と天井付近の温度差は、わずか1℃〜2℃しかありません。まさに魔術師のような暖かな構造です。
●建物と住む人の健康に配慮
高気密・高断熱の住まいでは、換気がとても大切です。建物の寿命を伸ばし住む人の健康をかなえる計画換気を採り入れているほか、ホルムアルデヒド濃度を削減する工夫をしたり、ノンホルマリンの建材や建具を使用して、健康住宅を実現します。
詳しくは >> ソトダン21の家 http://www.sotodan21.comをご覧下さい